行きはよいよい帰りは怖い

久しぶりに侘しい気分に襲われた。。。;

そのラーメン屋のことを調べて、探しながら行くことにした。

遠い場所にあるんだけど、どうしても食べたいと思ったし、俺が把握してる
営業時間には余裕を持って到着する予定だった。

なかなか難しい場所で、探しに探してやっと駐車場に、「車少ないな?」
と思いつつも、店の看板にスポットライトが当たっていたので、営業してると
信じ、場末だから美味しくてもこんな感じかと店へ行ってみる。

すると、店員が作業そしている風景と客の姿が見えたので、安堵して暖簾をくぐると、
「あ、すいません!今日は閉店なんですよw」俺は予想外の展開に時計を
確認してみた。

たしかに、俺が調べた時間では、まだまだ閉店まで時間がある。。。;
もう一度、店員の顔を不思議そうな顔で見ると、「本日は○時で閉店なんですよ〜!またきてください!」

ていうか、客が食ってるじゃないかカウンターで。。。;
しかも、過ぎた時間は1分ほど。。。;

わざわざ遠くから、迷いながらやっとの思いでたどりついた俺のドラマなんか説明
したところで向こうにしてみたら屁でもないだろう。。。

怒りをぶちまけて青年の主張をしたいところだが、その日はそれを通りこして
虚しくなった。。。

そして、なんとか空腹を癒そうと自販機でドリンクを買おうとしたら、小銭を切らしており、
100円はあったけど、10円がなく買えなかった。。。

普段だったら、牛丼でも食って帰るところなんだけど、久しぶりになんかババを引いたような
表現のしようがない気分になり、店が定休日だったとかの虚しさともちょっと違う。

たったの一分、しかも下調べ済みでやっとの思いでたどり着き、暖簾をくぐるまでは、
思いっきり営業しているようなスタイルで、しかも客が食っていたのに、俺はありつけなかったという不運さ。。。

わだかまりが晴れないまま、帰路へつき、トコロテンを2パックだけ食って終わる。。。