閉店する時代

店にとって黄金時代というときがあり、まだまだ需要と供給のバランスで需要があった
時はどんな素人が店をやろうと馬鹿みたいに儲かり、場末だろうがどこだろうが
客が押し寄せたらしい。

そんな旧商店街は俗称でシャッター通りと言われるほど閑散とし、シャッターには
スプレーで落書きなんかもあったりして、店舗謙自宅の場所も抜け殻になってる
場合が多い。

その間にもラーメンブームやスイーツブームもあったが、最近じゃ繁華街といわれる
人の流れのある場所でさえ潰れる場所も多く、以前だったら開店すればとりあえずは
猫も杓子もしばらくは様子見にきたもんだけど、今は開店早々に閑古鳥という姿も
珍しくなく、別にそこが不味いという訳でもなく、むしろ美味しいんだけど、ちょっと
した客の流れで左右されてしまっているのが現実。

現在は供給の方が完全に上回ってしまい、限られた客を奪いあう様相で、勝ってる場所は
大型ショッピングセンターとか、好立地な駅前などにかぎられるようになる。。。

したがって自信があっても新規で店を出すことは非常にリスクを伴う。

知ってる店を徘徊してみたが、ほとんど入れ替わっていたり夜逃げしたような状態というか、
昔は流行った場所でも、新しい借り手すら現れないという状況を目にすると、本当に
景気は回復したのかとはなはだ疑問になる。