アナログ時代

最初、携帯電話にピンと来なかった。たしか、魔法の道具で夢があるかのような
煽りがあったような当時の記憶がある。。。

俺も最初は待ち合わせするのとか便利だな?なんて思っていたけど、
今じゃ、音が鳴る度にイラつくw

いまさら戻れるもんじゃないけど、アナログの頃が良かったな^^;
したい話を貯めに貯めて、会って堰を切ったように話したり、焚き火を囲みながら
時間を忘れて話したのが懐かしい。

待ち合わせでも信頼関係が試されたし。。。

それに時間を気にすることなく自分の時間を持てた。今はすぐに確認が入るから
息苦しい;

中高生なんかメールの返しでずっとやってるらしいが、俺なら発狂する。
そういや、ネットやりだしてから、何度かメル友みたいになったことがあったが、
俺が返すのも遅いし、相手も俺がすぐにやりとりするのが嫌いだと知ってたので、
気を遣って、わざと遅く返したりしたが、一週間が一ヶ月になり、そうなると自然と
関係も終わるw

当然会うなんてことは一度もないw
ほんと煩わしい世の中になったもんだ;

事件や事故がすぐに確認できるけど、それをみんなが当然のように知ってるからあえて
話題に出すこともないしw

むしろ、知識がある分、互いに詮索しあわないというか。。。

海辺で一日、読書したり、日光浴したり、知らない人と話したり、
旅に出てゆっくり周ったり、気がすむまでジャズのレコードを聞きながらコーヒーを
飲んだりしてはいけないかのような世の中の流れのスピードが嫌になる。

タレントや歌手の名前をやっと覚えてファンになりかけたら解散してるとか、本当に
多い。

TOP10で毎週のように長渕が出て、しかも顔を出さないというそういった神秘さが
憧れだった。

最近は、ヘタすると、情報を消化するだけで一日が終わる。しかも翌日にはまた違ってるから
また繰り返し。

レンタルビデオ借りた分を消化するのに一週間」アホらしいなぁw

大量の情報に押しつぶされ、その中をもがき苦しみながら泳いでいる。
本当の意味とは本当の自分とは本当は何をするべきか?

これを考える余裕がある時代が懐かしくなった。